【美容専門家監修】正しい洗顔を徹底研究!朝洗顔は必要?お湯NG?洗顔のお悩みすべて解決します!

肌悩みを抱えるイラスト

―あなたの洗顔、本当に合ってる?-

日々の生活の中で、毎日なんとなく行っている洗顔。

>毛穴が気になるから洗浄力の強そうな洗顔料を選んでいる
>乾燥しそうだから朝洗顔はしていない
>お風呂場での洗顔はテキトーに済ませてしまう

「化粧水や美容液のこだわり沢山あるけど、洗顔はなんとなく選んでいる」なんて方も少なくないはず!

しかし、スキンケアの中で最も重要なのは「洗顔」だということを知っていましたか?
皮膚科医や美容家の先生方も、口を揃えてクレンジングを含めた“落とすケアの重要性”を謳っています。

洗顔を制するものがスキンケアを制す―!

今回は、洗顔についての疑問や意外なNG洗顔法、正しい洗顔方法まで、「洗顔」についてどこよりも詳しく解説していきます。

永久保存版の洗顔徹底解説、スタートです!

なお、
本記事は以下の美容専門家監修頂いております。


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■ 専門家紹介 ■
ひな( @hinano0213_

コスメコンシェルジュ / 化粧品成分スペシャリスト
現役美容部員として働きながら、その専門知識を活かしSNSでの情報発信、数々のメディアで美容記事執筆を手掛けるなど、多方面で活躍中。
Petitbellとのタイアップ記事はコチラ▼

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【美容専門家監修】正しい洗顔を徹底研究!朝洗顔は必要?お湯NG?洗顔のお悩みすべて解決します!

 


 それではいってみましょう!


意外とやりがち?NG洗顔6選


NG洗顔1-「すっきりしたい!」
熱いお湯を使った洗顔

給湯器やお風呂の設定温度は、38~42度ほど。
食器洗いでは油汚れがすっきり落ちて、お風呂に入ってもちょうど良い気持ちよさの温度ですよね。

しかし、蛇口から出てくる38~42度の温度で洗顔することがお肌にとっては良くないことだと知っていましたか?

肌に必要な皮脂まで落としすぎてしまい、乾燥の原因になってしまうからです。
乾燥肌さんはもちろんのこと、オイリー肌さんも注意!
皮脂の落としすぎにより肌表面の油分が減少、それにより皮脂の過剰分泌につながりべたつきが増してしまうなんてことも・・・。

洗顔の適温は、32~36度。
人間の体温が36~37度前後のため、手をつけてみて少し冷たいと感じるぐらいがベストです。
肌本来が持っている保湿力を奪いすぎないよう、ぬるま湯洗顔を心がけてくださいね。

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編集部

年齢に伴う肌悩みの中でも、特に肌のハリ感を重視したいという方におすすめです。

寒~い冬の朝、ついつい温かいお湯で洗顔をしてしまう、なんて方も注意が必要ですよ!



NG洗顔2-「汚れが気になってつい・・・」ゴシゴシ洗顔

ゴシゴシ洗顔をしてしまう女性のイラスト

肌のゴワつきが気になると、ゴシゴシと擦りたくなってしまいますよね。
とくに黒ずみ毛穴や顎のザラつきなどの凹凸が気になる部分は、ついつい強く擦りがち。

しかし、肌を傷めつける原因となるため絶対にしてはいけません。

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ひな

毛穴の黒ずみは毛穴の中の汚れなので、外から擦ってもほとんど取れません…
洗浄成分が汚れに届かない上に、肌がダメージを負うだけなので良いことなし!


洗顔は必ずたっぷりの泡を作り、優しく撫でるように洗いましょう。
もこもこの泡を肌の上に乗せ、手と顔を直接触れず、顔全体に泡を押し込むイメージです。
毎回しっかり泡立てるのが面倒な方は、泡で出てくるタイプの洗顔料や泡立てネットもおすすめです!

気になる凹凸を洗顔で強く擦る前に!
正しい洗顔方法できちんと汚れを落とし、スキンケアでターンオーバーを促してあげてくださいね。
こうした日々の積み重ねにより、ゴワつきの少ないクリアな肌は整えられていきます。

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編集部

どうしても肌のゴワつきや凹凸が気になる場合は、後に紹介するスペシャルケアを取り入れるのもひとつの手です。



NG洗顔3-予洗いやすすぎの際にシャワーを直接浴び!

シャワー直浴びのイラスト

お風呂場での洗顔後、手に一回一回汲んでからすすぎをするのは面倒で、シャワーを直接浴びて洗い流してしまうなんて方も多いのでは?

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編集部

ギクギクーッ!
心当たりしかない…

シャワーの水圧は想像以上に強く、肌への刺激になってしまうため、シャワーの直接浴びは絶対にやめましょう。

体の皮膚の表皮は平均して0.2mmほど。
一方、顔の表皮は他と比べてとても薄く、0.01~0.02mmほどしかありません。
したがって、顔の表皮は、シャワーの水圧によって強い刺激を受けやすく、肌トラブルを引き起こしやすいのです。

1回の時間としてはたった数秒程度ですが、毎日の負担が積み重なることで将来のシワやたるみの原因に。

ベストは、清潔な洗面器に32~36度の適温・適量を溜めてからゆっくりと20回程度すすぐ方法です。
しかし、忙しい毎日で洗面器の清潔さなどに気を使っていられないのも正直なところ。
そんな時は、蛇口やシャワーから適温の水を一旦手に汲んでからすすぎを行うのがおすすめです。

シャワーを直接浴びて洗い流すことは、将来のシワ・たるみの原因となるため断固NG!
面倒に感じても、一度手に汲んでからのすすぎを習慣化しましょう。

あるいは、超微細な気泡で洗浄できるシャワーヘッド型美顔器を導入するという手もあります。
毎日のことですし、顔だけでなく全身美肌ケアが可能なので、シャワーヘッドへの投資はかなりおすすめです!

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編集部

シャワーヘッド型美顔器と言えば「ミラブル」が有名ですよね!
ウルトラファインバブルのシャワーだけで油性マジックがスルスル落ちるあのCMは、かなり衝撃的…!



NG洗顔4-1日3回?1回2分?洗いすぎで乾燥が加速

肌の乾燥に悩む女性のイラスト

>ニキビ肌は清潔に保たないといけない!
>夏場はテカリやベタつきが気になるから、1日に何度も洗う!

皮脂分泌が多いニキビ肌やオイリー肌の方に該当する“洗いすぎ
こちらもついやってしまいがちなNG洗顔です。

肌のべたつきが気になるからと1日に何度も洗顔をすることで、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥が引き起ってしまいます。
乾燥により皮脂分泌が多くなり、オイリー肌が加速してしまうことも。
洗顔は1日2回、1分程度までに留めておくのがベストです。

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編集部

過ぎたるは猶及ばざるが如し。
何事もやりすぎは良くない!


また、ジムやスポーツなどで汗をかいてしまった後は、洗顔をしてスッキリさっぱりしたいですよね。
しかし、朝晩以外にも洗顔料を使用してしまうと、皮脂不足が引き起り乾燥肌が進んでしまうことも。
日中汗をかいた後は、皮脂は落とさず汗だけを洗い流す水洗顔に留めておくなど、工夫が必要です!

保湿成分をたっぷりと含んだ拭き取り化粧水の使用もおすすめ◎

擦りすぎないよう、肌に優しいコットンにたっぷりと含ませて、優しく拭き取りを行うことがポイントです。

拭き取り化粧水で肌のケアをする女性のイラスト

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編集部

シートタイプなど、お手軽なタイプのふき取りアイテムも💡
ビフェスタのクレンジングシートは、 拭き取り化粧水としても使用可能です!
特にモイストタイプは保湿力バツグンでイチオシです✨

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ひな

拭き取りシートは、どれだけ柔らかいコットンでも、擦れば肌の刺激に繋がります。
シートを顔に乗せて軽く押さえるだけでも出過ぎた皮脂は取れるので、スライドはなるべく避けてくださいね。



NG洗顔5
-洗顔料を男塗り!ペースト洗顔

昔ながらの固形石けん、ペースト状洗顔料、泡で出てくる洗顔料など・・・。
ドラッグストアや化粧品専門店へ行くと、さまざまなタイプの洗顔料が並んでいますよね。
中でも、比較的安価で手に入れやすく人気があるのがペースト状洗顔料。
しかし、人気のペースト状洗顔料にも落とし穴が。

洗顔料を手に出して、泡立てずにペースト状のまま肌にのせて洗顔していませんか?
洗顔料をペースト状のまま肌にのせてしまうと、顔の肌表面で摩擦が起こり、肌を傷めてしまう原因になります。

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編集部

摩擦の刺激は色素沈着を引き起こし、汚れを落とすはずの洗顔で黒ずみ毛穴、最悪の場合シミとなってしまうことも!


後で紹介する簡単泡立て方法や泡立てネットなどを使用し、しっかりと泡立てる習慣をつけましょう。



NG洗顔6
-すすぎ残しで肌トラブル発生!

すすぎ残しのイラスト

洗顔料には、ラウリン酸やミリスチン酸などの界面活性剤が含まれています。

界面活性剤には水分と油分を中和させ油汚れを落とす役割があるため、洗顔料にとって無くてはならない重要な成分です。
しかし、界面活性剤の主な役割は皮脂などの油性の汚れを落とすこと。
すすぎの回数が不十分だと肌の上に残留してしまい、肌トラブルの原因に。

仕上げのすすぎ洗いは、すすぎ残しのないよう20回以上しっかりと行うことがベストです。

もちろん、肌に優しい天然由来の界面活性剤も登場しています。
敏感肌さんや肌に優しい成分にこだわりたい方は、動植物油などからできた天然由来の界面活性剤から作られた洗顔料もおすすめです。



しかし、肌に優しいとはいえ界面活性剤であることに変わりはありません。
肌に優しい洗顔料でも、すすぎは20回以上しっかりと行いましょう!

また、朝洗顔で起こりがちなのが、生え際やフェイスラインなどのすすぎ残し。
生え際やフェイスラインにすすぎ残しがあると、ニキビや乾燥、湿疹などの肌トラブルが引き起ってしまうこともあるので要注意です。

朝洗顔は前髪を巻き込みやすく、前髪のすすぎ残しも起こりがちです。
ヘアターバンやヘアクリップを使い、前髪を巻き込まないようきちんと留めておくのがポイントです。

鏡をみながらすすぎを行うと、すすぎ残しの防止になるので試してみてくださいね!


気になる洗顔の疑問3選


洗顔の疑問1-朝洗顔は必要?

結論から言うと、朝洗顔は必要です!

寝ているうちに出た皮脂を一日中放置すると、油が空気に触れて酸化してしまい、黒ずみやくすみの原因(角栓)になります。

また、夜に塗ったクリームなどが残った上からのスキンケア・メイクでは肌表面に凹凸ができやすくなります。
均一なメイクのりにはなりにくいので、仕上がりがごわついた印象になってしまいがちです。

毛穴の黒ずみや凹凸が気になる方は、洗顔料をもこもこに泡立て20~30秒と夜よりは短い時間で洗顔すると良いでしょう。

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編集部

朝はゆっくり洗顔する時間がない・・・という方は、泡で出てくるタイプやジェルタイプの洗顔料だと時短になるのでおすすめです!

また、日中の乾燥が気になる乾燥肌さんは、洗顔料を使用せずにぬるま湯で10回程度洗い流すだけでも良いでしょう。
寒い冬の朝でも温かいお湯で洗ってしまうと洗顔後に乾燥が引き起るので、32~36度のぬるま湯を心がけてくださいね!

肌本来の潤い(皮脂)の落としすぎは、乾燥やニキビ、ベタつきなどの肌トラブルの元となります。
したがって、“乾燥肌だから真夏のみ洗顔料を使用する”、“朝起きた時の肌がサラサラであればぬるま湯のみ洗顔”など、季節や肌コンディションにあわせて洗顔料や洗顔方法を変えると、より効果的です!

洗顔料よりも刺激が少ないとされるミルククレンジングを朝洗顔として使用するのも◎
潤いを与えながら皮脂や汚れをしっかりと落としされるので、乾燥肌さんはもちろん、オイリー肌さんの冬場の洗顔にもおすすめです。



洗顔の疑問2-ダブル洗顔不要のクレンジングはどうしたらいい?

ダブル洗顔不要のクレンジングは、基本的に、メーカー推奨通りダブル洗顔をしないことがベストです!

ダブル洗顔不要の製品は、通常のクレンジングでは落としづらい水性の汚れを落とす力を備えています。
そのため、2度の洗顔をすることにより、水性の潤いを落としすぎてしまうのです。
水性の潤いをとりさりすぎてしまうと肌の乾燥が進み、目元や口元の乾燥シワの原因にもなります。

😭とは言ってもクレンジング特有の被膜感・ぬるぬる感が気になる…

そんな方には、泡立てた洗顔料を5秒ほど肌にのせるだけの“のせるだけ洗顔”がおすすめです!
擦ってしまうと肌刺激になるので、あくまで肌にのせてすぐに洗い流すだけでOK。
また、長時間の洗顔は先ほどの水生の潤いをとりさりすぎてしまうので、長くても10秒程度に留めておきましょう。



洗顔の疑問3-スクラブ入り洗顔料は使っていいの?

優しく撫でるような使用ができるのであれば、率先して使ってみましょう◎
スクラブで古い角質をとりさることで、くすみが軽減・保湿効果向上・化粧のりが良くなるなど、メリットは沢山あります!

ただし、使い過ぎは厳禁です!
1日2回の使用や、スクラブを使用してゴシゴシと擦る洗顔は肌の刺激となるので絶対にやめましょう。
あくまでも肌ゴワつきや凹凸が気になるときになど、週2~3回程度のスペシャルケアとして使用するのがベストです。

肌表面の古い角質を取り去ることで、次に使うスキンケアの入りが良くなり、肌の水分量がぐんと上がります!
しっかりと保水された肌はくすみが無く自然なツヤが生まれ健康的な印象となるので、デートの前日などのスペシャルケアにおすすめです♪

これまではスクラブというと、天然塩やシュガースクラブなど粒の大きいタイプが主流でした。
しかし近年ではクレイで皮脂吸着できるタイプ、敏感肌さんでも安心な天然由来成分を使用したものなども発売されています。


肌状態にあわせて、お気に入りのスクラブ洗顔料を見つけてみてくださいね♪

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ひな

スクラブ洗顔は即効性の高いものですが、乾燥肌の方は特に気を付けてください。
一見ゴワついているように感じても、実は取らない方がいいことも…

通常のターンオーバーよりも早く剥がれてしまった未熟な肌が、なんとか刺激から守ろうと固くなっているだけの場合もあります。
それをムリに落とすとまた未熟な肌が生まれる負のスパイラルです!

敏感さが気になる時などは、パックでゆっくり潤いを入れるなど、根気よくお手入れしましょう。


永久保存版!正しい洗顔方法をご紹介


正しい洗顔方法1-予洗い

洗顔前の予洗いのイラスト

まずは石鹸を使い、しっかりと手を洗いましょう。
その後、32~36度のぬるま湯で10回程度顔をすすぎます。

肌表面についたほこりや汚れをしっかりと落としておくことで、洗顔時の際に肌を傷つける恐れがなくなります。

また、熱すぎるお湯で予洗いをすると必要な潤いまで流してしまうので、適切な水温で予洗いを行うことがポイントです。



正しい洗顔方法2-洗顔料を泡立てる

泡立て方のイラスト
図1

(1)適量(チューブ型の洗顔料であれば約2cmほど)を塗らした手のひらに出す。
(2)洗顔料を手のひら全体に伸ばすように広げる。※上図①
(3)ぬるま湯を2~3滴垂らし、空気を含ませるように馴染ませ泡立てる。※上図②
(4)(3)を2~3回繰り返していくうちにキメの細かいもこもこの泡が完成!

泡立てネットを使用すると、簡単にきめ細かいもこもこ泡ができるのでとっても便利。
もちろん、泡で出てくるタイプの洗顔料もおすすめです!



正しい洗顔方法3-泡を押すように洗顔

丁寧に洗顔をする女性のイラスト

2で泡立てた洗顔料を両頬、鼻、顎、おでこの5ヶ所に置いて泡を広げていきます。
皮脂分泌の多い鼻、おでこ、あごの順番に馴染ませていき、頬は最後に馴染ませていきます。

洗顔というとくるくると円を描くように汚れを落とすイメージがありますが、擦ってしまう原因になるのであまりおすすめはできません。
決して擦らないよう、手のひらの上にある泡を肌に押し込むイメージで馴染ませます。

皮脂分泌が多く角栓の溜まりやすい小鼻や顎などは、指の腹を使い丁寧に優しく洗っていきましょう。
汚れや凹凸が気になるからと時間をかけて洗顔すると、かえって肌に刺激に。
30秒~1分と、少し短いと感じるくらいの時間がベストです。



正しい洗顔方法4-すすぎ

しっかりと泡をなじませることができたら、ぬるま湯で20回以上しっかりとすすいでいきます。

ポイントは温度と回数。
32~36度ほどで、肌に当てた際に少し冷たいと感じるぐらいが適温。

また、すすぎの回数が少なすぎると肌に洗顔料が残り、肌トラブルの原因に。
少し多いかな?と感じるくらいしっかりとすすいでいきましょう。

すすぎ残しが無いかチェックし、最後に冷水を当てると毛穴がキュッと引き締まるのでおすすめです。

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編集部

ただし、冷水でのすすぎも、やりすぎは禁物。
2~3回程度に留めておきましょう。



正しい洗顔方法5-ふき取り

しっかり水滴を拭く女性のイラスト

清潔なやわらかいタオルで拭き取っていきます。
ゴシゴシと擦らず、タオルで優しく押さえる程度の力加減が良いでしょう。

やわらかいキッチンペーパーやティッシュでの拭き取りもおすすめです◎

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編集部

タオルの菌などが付着しないこの方法は、モデルさんや美容家さんなど、美容トレンドに敏感の方の間ではもはや常識。
肌を清潔に保つことは美肌にとってはマストなので、真似していきたい美容術ですね!


水分を優しく押さえたら、いつも通りのスキンケアを。
洗顔できちんと汚れがオフできていれば、後に入れるスキンケアの効果もぐんと上がること間違いなしです!



正しい洗顔方法 番外編-クレンジング

洗顔前に行うクレンジングも、しっかりと汚れを落とすための大切な工程のひとつです。

クレンジングで大事な要素は大きく2つ。
きちんとメイク汚れを落とすこと”、“必要以上に潤いをとりさりすぎないこと”です。

最近のコスメは、ティントやウォータープルーフ処方など皮脂や水に強いものが多く、日中はとっても心強いですよね!
一方で、通常のクレンジング料だけでは落としづらいのが難点。
肌に残留した成分が肌トラブルを引き起こすことも・・・。

また、ウォータープルーフマスカラを落とそうと必要以上に擦ってしまうと、目元のくすみやクマ、シワの原因にもなりかねません。
そんなトラブルを未然に防ぐためにも、ポイントメイクリムーバーをおすすめします!

扱いやすいウォータータイプやクリームタイプ、マスカラ型のものや、近年は肌に優しい成分で出来た製品も登場しています。
用途や肌タイプ、使用したコスメに合わせて選んでみてくださいね。

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編集部

ビフェスタのポイントリムーバーやヒロインメイクのマスカラリムーバーは、プチプラながら優秀と口コミでも高評価!

また、必要以上に潤いをとりさりすぎないこともポイント!

クレンジングの種類は洗顔料よりも豊富で、自分の肌に合ったクレンジングを選ぶことがとっても大切です。
乾燥肌さんはクリームタイプ、脂性肌さんはオイルタイプ、普通肌さんはミルクやジェルタイプがおすすめ◎

また、お風呂で使えるタイプや拭き取るタイプなど使用方法も様々。
生活リズムや自分の肌にあわせて選んでみてくださいね!

もちろん、クレンジングも洗顔と同様、擦りすぎは厳禁!
肌を擦らないよう優しく馴染ませていき、最後にはぬるま湯を少しずつ加え乳化をさせてからすすぎを行いましょう。

健やかで揺らぎのないクリアな肌のために、自分の肌にあったクレンジングで正しくメイクをオフすることが重要です!

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ひな

マスカラを落とす際は、マスカラ型のリムーバーが特におすすめ!
まつ毛にだけ乗せることができるのでまぶたの油を取りすぎることがありません。
お湯落ちのタイプのマスカラも、ぬるま湯洗顔では残ることが多いので、1本は持っておいて欲しいアイテムです♡♡


+αで美肌に近づく!スペシャル洗顔3選


スペシャル洗顔1-ホットタオルを使って毛穴の汚れまですっきり!

ホットタオルをかぶるイラスト

角栓や毛穴の汚れが気になる時は、ホットタオルを使った洗顔がおすすめです。

ホットタオルを肌にのせることで毛穴がゆるみ、より深くまで洗顔料が浸透。
黒ずみ毛穴に悩む方にぴったり!
また、ホットタオルの熱で血流が良くなるので、ターンオーバーの活性化も見込めます。

やり方はとっても簡単。

(1)タオルを水で濡らして滴らない程度に絞り、500Wの電子レンジで30〜60秒ほど温める。
(2)タオルを手で軽く叩き余分な熱を飛ばしてから、洗顔前の顔に2~3分置いてから洗顔を行う。

タオルの温度が熱すぎると肌への刺激になってしまうため、体温より少し高いくらいの40~45度が適温。
じんわり温かくて気持ちいい」くらいがベストです。

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もちろんホットタオル洗顔もやりすぎは禁物。
肌の黒ずみやくすみが気になる時など、週1~2回ほどのスペシャルケアとして取り入れてみましょう!



スペシャル洗顔2-ゴワつきが気になる時は酵素洗顔!

肌のゴワつきや化粧水の入りが悪いと感じる時には、酵素洗顔がおすすめです。

酵素とは、化学反応を媒介する働きをする触媒のこと。

毛穴に詰まる黒ずみ角栓の正体は、余分な皮脂や酸化し古くなったタンパク質汚れです。

酵素は 、この皮脂やタンパク質汚れをの分解・溶解を促進する働きを持ちます。

酵素は水分に弱い性質上、パウダータイプや個包装のタイプが多く売られています。


さらに、乾燥によるゴワつきに悩む方におすすめの保湿成分配合のもの、ニキビやくすみに悩む方におすすめのビタミンC誘導体配合のものなどもありますので、肌悩みにあわせて選んでみてくださいね。

酵素洗顔使用後のつるつるなむき卵のような仕上がりは、きっとやみつきになるはずです!



スペシャル洗顔3-週1使用でつるすべ肌に!スクラブ洗顔

ザラつきが気になる鼻や顎まわりは、スペシャルケアとしてスクラブ洗顔を投入してみてください。

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編集部

先に説明したように、擦るのは絶対にNG!


優しく撫でるような洗顔を心掛ければ、後のスキンケアもぐんぐん入っていくこと間違いなしです。

しかし、スクラブ洗顔も種類が豊富。
どんなものを選べばいいのか迷ってしまう方に、いくつかおすすめを紹介していきます!

まず、スクラブといって一番に思い浮かぶのがソルトタイプ
粒は大きめで、つるつるの洗い上がりが特徴。
敏感肌さんには刺激になってしまうこともあるので、注意が必要です。

スクラブで有名なSABON(サボン)の「フェイスポリッシャー」はソルトタイプです!

次に一般的なのがシュガータイプ
こちらも粒は大きめですが、保湿力はばつぐん◎普通肌さんや乾燥肌さんにおすすめです。

韓国コスメで人気のSKINFOOD(スキンフード)の「ブラックシュガー パーフェクト エッセンシャル スクラブ2X」は、黒糖からできたスクラブ。
保湿性に優れていて、お肌への負担も少ないです♪

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ひな

ソルトやシュガーのスクラブは、なるべく手のひらで角をとって丸めてから顔に乗せてください。
優しーーーく軽ーーく、ごわつきの気になる部分を撫でるのがポイントです!


クレイタイプは泥が主成分のスクラブ。
皮脂吸着力が強く、べたつきの気になるオイリー肌さんにぴったりです。
ラッシュ(LUSH)の「パワーマスク SP」はかなり有名ですよね♡

敏感肌さんには、天然由来のスクラブがおすすめ。
とうもろこしやアロエ・こんにゃくなどが主成分で柔らかめの粒が特徴的。
ジェルタイプの製品も多く、とっても優しい使い心地です。


スクラブ洗顔といっても種類は様々。
刺激が強いと思われがちなスクラブ洗顔ですが、種類や使い方によって効果が変わってきます。
季節やその時の肌状態にあったスクラブ洗顔を見つけてみてくださいね♪


まとめ「洗顔」について

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ひな

一日の疲れを落とす最初のスキンケアが洗顔です。
一日頑張るためのうるおい補給を朝最初に担うのも洗顔です。

気を付けるべきことが沢山あって混乱してきた……という方もいらっしゃるとは思いますが、ポイントは
・肌は直接触らないレベルでとにかく擦らない
・体温に近いぬるま湯で優しく落とす

など、刺激を与えず優しーーく扱うこと!

一朝一夕にはいかないスキンケアですが、いたわった分お肌は必ず応えてくれるものなので、ぜひ一緒に頑張りましょうね!


本記事では、「洗顔」について詳しくまとめました。

美肌になるための一番の近道といえる洗顔。
毎日必ず行うケアだからこそ、正しい方法を身につけてほしいです。

また、いつもの洗顔を少し見直すだけで、肌本来の持つ保湿力や水分量を整え、肌トラブルを未然に防げる可能性もあります。

クリアで揺らぎのない肌を目指して、いつもの洗顔法を少しずつ見直してみてはいかがでしょうか。

皆さまのコスメライフがより良いものになりますように!

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