アイシャドウ、マスカラ、二重コスメetc…
印象的な目元を演出するアプローチ方向は色々とありますが、効果的なアプローチの一つとして挙げられるのが“涙袋”
「プチベル、また涙袋語っとるわい…!!」
と思われたそこのあなた!!
そうなんです!
何を隠そう、プチベルは「涙袋」について様々な方面から切り込んできました!
★ 涙袋コスメのまとめ記事はこちらをどうぞ↓
そして、今回のテーマは「涙袋メイク」
美容のプロに手取り足取り涙袋の書き方を徹底解説していただきました!
涙袋メイクをマスターすれば、目元の印象も自由自在♪では、いってみましょう!
👩 ひなさ~ん!
- コラムニスト紹介 – ひなさん
- 現役美容部員直伝!涙袋メイクの基本手順
- なりたい顔別涙袋メイク
ナチュラルで女優風な涙袋 - なりたい顔別涙袋メイク
クールな印象の涙袋 - なりたい顔別涙袋メイク
可愛らしいデカ目に見える涙袋 - 涙袋が作りづらい人は?
コラムニスト紹介 – ひなさん
本企画は、
現役美容部員のひなさんにご協力いただきました!
パープル×ピンクの目尻拡張アイメイク手順作ってみました💗
— ひな (@hinano0213_) April 15, 2020
MACのパレットがかわいすぎるんや🤤
こんな感じの画像ならインスタ通用する…?ちょっと意識してみました pic.twitter.com/tk8nOdN860
ひなさんは、極細マスカラの比較検証でもレビュワーとしてご協力いただいた頼れる存在!
今回は、その豊富な美容知識を活かしていただき、
涙袋メイクに関するコラムをご執筆いただきました✨
現役美容部員ひなさん直伝!
涙袋メイクの基本手順
涙袋の基本的な手順は次の4STEP!
① 涙袋の幅を決めて全体を明るく塗る
② 涙袋の1番ふくらんで見せたい部分に
細いハイライトを入れる
③ 細く濃い影をつける
④ 影をぼかす
涙袋は大きく分けて光と影で出来ています。
ふっくら前に出て見える光の部分と、キュッと引っ込んで見え、涙袋の立体感を引き立たせる影の部分です。
ここまでは当たり前ですが、実は光の部分もさらに2つに分かれるんです。それが
①涙袋全体を明るく見せるハイライト
②涙袋の中でもさらに高い位置を決めるハイライト
ラメだけを塗る方も多いのですが…
それだと光を受けた時には明るく見えますが、通常正面から見た場合にはふっくらは見えません。
上図の①のように、涙袋自体を少し白っぽい色で塗ることがポイントです。
コンシーラーやリップライナー等発色の良いものがオススメです☆
また、②が入ることで、ただ目の下が明るいだけという仕上がりからふっくら前に出て見える仕上がりに昇格します!
細ーく入れるのがポイント。
リキッドやジェルタイプのアイシャドウがオススメです。
そして、影も大切な要素。
影も2ステップに分けるとより自然です。
③1番濃い(窪みの中心)部分
④全体にぽわっと発色する淡い影
③の濃い部分は細ーく入れるようにしましょう!
リキッドアイブロウがオススメです。
③で入れた影を④でボカしながら広げることで、より自然に立体感のある涙袋が出来上がります。
淡めのアイブロウパウダーがオススメです☆
また、涙袋の幅って迷いますよね…
実はこれ、大きな罠があるんです(そんなものは無い)
よく
「にっこりした時にふくらむ部分が涙袋!」
「その下にラインをとってね☆」
という説明を見ますが…
引くべき部分はココ☟
(お気付きの通り、私は涙袋がほとんどありません。一緒に作っていきましょうね)
特に私のような涙袋の無い人が
涙袋出ないなぁ~
と思いながらギュッと力を入れているとこんな線が浮き上がります。
これは涙袋ではなく目袋
目の骨の窪みに脂肪が引っかかっているだけなので、ここに線を引くと、太すぎて自然に見えません。
涙袋が浮き上がりにくい方は、正面から見た二重幅よりほんの少し太いくらいor目の縦幅の半分のちょうど良い太さに決めて涙袋メイクを楽しみましょう!
次のセクションからは、3パターンのなりたい顔別に、具体的な涙袋メイクの方法を解説していきます。
まず、私の目の涙袋無しのメイクした状態はこちら!
驚く程フラットで段差がありません。
この状態から涙袋を作っていきます、乞うご期待!
なりたい顔別涙袋メイク
ナチュラルで女優風な涙袋
使用アイテムはこちら▼
こちらが1番基本の手順となります。
まずは基本からマスターしましょう!
☝POINT☝
・涙袋を際立たせるためにくすみを徹底off!
クマ、目の際の赤みはコンシーラーでカバーしましょう。
・ハイライトはパールで自然な艶を出す
自然に見せるにはラメよりも繊細に輝くパールタイプがオススメです!
前準備として、ベースメイクはしっかりカバーを意識します。
目元全体にはマリークヮント のアイグロス、クマや目の際にはイプサのクリエイティブコンシーラーe
が優秀ですよ!
手順①
明るめのコンシーラーか柔らかいリップライナーで涙袋ゾーンを目頭から描き出して目尻では払うように塗ります。
ヴィセのリップ&アイカラーペンシルの011ホワイトベージュは、柔らかく発色も絶妙なのに加えて、芯の幅が涙袋にぴったりです!
手順②
艶を足していきます 。
範囲としては、①で塗った部分をそのままなぞればOKです。
パールのみが自然に見えるので、MACのハイライト(エクストラディメンション スキンフィニッシュのダブルクリーム)を使っています。
手順③
リキッドアイブロウライナーで薄く線を描きます。
黒目の下を中心に描き、目頭・目尻までは延ばさず抜くようにすると自然です。
この時、徐々に細くなるように払って描くと馴染みやすくなります!
リキッドアイブロウは、メイベリンのブロウインク リキッドペンGB-1。
硬い芯で細く描けて滲みにくいのでイチオシです。
手順④
影をぼかします。
アイブロウパウダー の淡めの色で、細いブラシを使って③で描いたラインをなぞります。 この時
・③のラインよりも太めに描くこと
・目頭・目尻までうっすらラインを延ばすこと
がポイントです。
手順⑤
仕上げに細いハイライトを入れます。
基本の位置は黒目の下です。
ここに入れると光が入ってキラキラした瞳に見えますし、自然にふっくらと立体感のある涙袋が出来上がります。
なりたい顔別涙袋メイク
クールな印象の涙袋
使用アイテムはこちら▼
☝POINT☝
・ハイライトは濃いめのブラウンを
使用アイテムはナチュラルな涙袋メイクとほとんど同じですが、パールのハイライトの代わりに濃いめのアイシャドウを使います!
・目尻を際立たせる&主役は影!
涙袋の影を、黒目の下ではなく目尻側に描きます。
特に明るく入れるハイライトも、目尻に入れます。
こうすることで目尻がキュッと上がります✨
手順①
涙袋をラメの入ったブラウンで引き締めます。
この時、指で伸ばすと瞼にしっかりと密着します。
ブラウンアイシャドウは、エレガンスのアルモニーアイズ02の左側を使用しています。
ちなみに、今回の上まぶたのメイクは全てこちらです!
とても柔らかいベースで、指で付けられるので便利です。
手順②
ブラウンの上からカラーライナーで明るくする 。
こちらも ヴィセのリップ&アイカラーペンシルの011ホワイトベージュです。
先に暗い色を入れることで目元が引き締まりますし、より影を引き立たせることができます!
手順③
目尻に、上まぶたのラインに繋がるように影を描きます。
この時、黒目の外側から描き始めるとよりかっこいい印象になります!
手順④
③で描いた影をアイブロウパウダーでぼかします。
クールな印象の涙袋メイクは影が主役なので、ナチュラルな涙袋メイクよりは重ねる回数は多めになります。
涙袋を目尻の外側に広げるように、目尻に向かう程濃くなるようにすると綺麗です!
手順⑤
仕上げに、細いハイライトを目尻側に入れます。
涙袋の縦幅の中央の位置に光り方が斜めになるように入れるのがポイントです 。
なりたい顔別涙袋メイク
可愛らしいデカ目に見える涙袋
使用アイテムはこちら▼
☝POINT☝
・縦幅・横幅両方出す
元の目や涙袋より少しオーバーに描いていきます 。
手順①
まず影を本来の位置よりも下げて太めの涙袋の幅を決めます。
決めたら、リキッドアイブロウで黒目の下の位置から涙袋の線を描きます。
アイブロウパウダーで横に広げていきます。
この時、目じり側まで角度は付けずに伸ばすとかわいい印象になりやすいですよ!
手順②
ヴィセのリップ&アイカラーペンシルの011ホワイトベージュ で、決めた涙袋のゾーンを塗りつぶします。
手順③
MACのハイライト(エクストラディメンション スキンフィニッシュのダブルクリーム)で、パールを全体に塗ります。
手順④
ジェルタイプのアイシャドウ(エレガンスのレヨン ジュレアイズ06)で、仕上げのハイライトをつけます。この時、黒目の下から目頭にかけて太めにたっぷり塗ります。
2回重ねます。
手順⑤
目頭と目尻の粘膜に、ヴィセリシェのカラーインパクトリキッドライナーのピンクで 横真っ直ぐのラインを入れます。
こうすることで目幅が広がりタレ目に見えます!
ラインに入れたピンクの上から、ピンクのアイシャドウを重ねてぼかします(今回はアイブロウパウダーにピンクが入っていますのでそちらを使用しています)。
このピンクのシャドウはラメ系よりもマットに発色するものの方が馴染みやすくオススメです!
ちなみに涙袋の影を描く時に使うリキッドアイブロウライナー、失敗するとなかなか取れません。
そんな時は、先の細い綿棒にメイクリムーバーを馴染ませて撫でてあげると簡単にやり直しが出来ます。
慣れるまで何度も練習して綺麗なラインが描けるようになりましょう!
涙袋が作りづらい人は?
にっこり笑っても涙袋が出ない!
涙袋メイクをしようにもラインが見つからない!
そんな方もいらっしゃいますよね。
ネットで調べてみると「眼輪筋を鍛える体操」だったり「ヒアルロン酸注射」だったりと涙袋を後天的に作る手段は沢山出てきます!
もちろんご自身で決められたのでしたらどんな手段もありだと思います。
でも、せっかくこの記事を読んでいただけたのですから、ぜひメイクの力で好きな幅に好きなイメージで作る涙袋を試してみてください☆
とにかく練習あるのみですが、
ポイントはしっかりとぼかすこと!
涙袋は「入れてるな」と分からない、「元からなのかな…?」と思わせる仕上がりが1番かわいいです。
涙袋の段差が出来にくい方は、影を入れた境目が全て見えてしまいますので、ここのテクニックが重要になります。
パウダーとブラシを駆使してぷっくり涙袋メイクを楽しんで下さいね。
by ひな