リップメイクと一口に言っても、ティントやグロス、ルージュなど……
様々な種類があり、違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はリップの種類とそれぞれの特徴について紹介します。
さらに、質感や色味といった一歩踏み込んだところまで徹底解説!
この記事を見れば、リップ選びに困らなくなるはず!
「いつも同じようなリップばかり買ってしまう」という方も、ぜひこれを機に自分に合うリップを見つけてくださいね♪
リップの種類は全4種類!特徴と期待できる効果
「リップ」には大きく分けて以下の4つの種類があります。
- ■リップの種類
・口紅
・リップグロス
・リップティント
・リキッドルージュ
いわゆる「リップ」というのは定義が曖昧で、これらの総称を指していたり、リップクリーム(唇のケアを目的としたクリーム)を指して使われたりしています。
種類によって、質感や発色、モチなどに違いがあります。
それぞれの特徴をマスターして、自分の理想を叶えるためにはどの種類がいいのか考えてみてください!
最も主流でバリエーション豊かな「口紅」
最もオーソドックスなタイプが「口紅」で、スティックタイプのリップです。
幅広い年齢層に長らく支持されており、どのメーカーからも多くの種類が発売されています。
特徴は、カラーや質感が豊富なところ。
豊富なカラーが取り揃えられており、質感はマットやシアー、潤いのあるものなど様々です。
唇へのフィット感が高く、「きちんと感」を出せるところも特徴です。
ビジネスシーンでもプライベートでも、どんなシーンにも合うリップと言えるでしょう◎
ただ、色落ちの仕方が綺麗でないことがあるので、そこは気を付けてくださいね。
【口紅まとめ】
・バリエーションが豊富でどんなシーン・年代でも使いやすい!
・色落ちが綺麗ではないことがあるので注意!
華やかな印象を演出する「リップグロス」
「リップグロス」は、ツヤ感のある唇を演出できるところが特徴です。
ゆるめのテクスチャーで、唇にうるおいと輝きを加えます。
発色は弱めで柔らかい色味のものが多いので、口紅に重ねて使用するのがおすすめ。
スキンケアとして使えるグロスもあり、様々な使い方が楽しめます。
唇をぷっくりツヤツヤに見せたい方や、デートでの使用にぴったりです。
女性らしい華やかな雰囲気に仕上がりますよ。
ただし、テクスチャー的にベタベタしやすく取れやすいため、食事やアウトドアの時には避けたほうが良さそう。
指でしっかりなじませて使うのが、モチを良くするポイントです。
【リップグロスまとめ】
・ぷっくりツヤツヤ、華やかな印象の唇に!
・ベタベタしやすく取れやすいので、使うシーンは考えて!
ここ数年で定番化した「リップティント」
ここ数年で人気が高まり、すっかり定番化したのが「リップティント」。
「ティント」は英語で染めるという意味で、その意味のまま、唇を染めるように深くしっかり色づくところが特徴です。
長時間発色の良いままをキープし、食事中でも落ちづらいので塗り直しの手間が省けるのが嬉しいところ。
最近では個々の唇の温度や水分量に反応して色づくという、新感覚のタイプも発売されています。
デメリットは乾燥しやすいところ。
唇への刺激が比較的強く、乾燥や荒れに繋がってしまう可能性があります。
ティントを使う場合は、唇のケアをより一層しっかり行ったほうが良いでしょう。
【リップティントまとめ】
・発色が良く落ちづらい!
・刺激が強めなので乾燥や荒れには注意!
唇とグロスの良いとこ取りの「リキッドルージュ」
リキッドルージュは、ツヤ感と発色の良さを両方叶えてくれるリップです。
口紅のようにしっかり発色しつつも、グロスのようにぷっくりツヤ感のある唇に仕上がります。
口紅とグロスがひとつになっているリップ、というイメージ。
口紅とグロスを使い分ける必要がないので、手軽で簡単に使用することができます。
テクスチャーが柔らかくゆるいので、取れやすいところは注意が必要です。
【リキッドルージュまとめ】
・口紅とグロスのいいとこ取り!ツヤ感と発色どちらも叶えてくれる
・テクスチャーがゆるいので、比較的取れやすい
リップの質感の種類を解説!
リップには、「質感」の違いもあるんです。
質感を意識してリップを選ぶと、理想の唇により近づけますよ。
ぜひこれからご紹介する質感の違いにも注目して選んでみてくださいね。
潤いのある「ツヤタイプ」
最も定番なのがツヤ感のあるタイプ。
潤いを感じるうるっとした質感が特徴で、女性らしさや華やかさを出したいときはこれ!
どんなシーンにも合いやすいので、普段使いにもおすすめです。
大人っぽくモードな印象を与える「マットタイプ」
大人っぽくモードな印象に仕上げてくれるのがマットタイプのリップ。
パキッと色が出るので、リップの存在感を出したいときにも◎!
お洒落で今時な雰囲気を出してくれます。
きちんと感を出したい時にもおすすめのタイプです。
透明感のある「シアータイプ」
シアーとは、日本語で「透明感」や「透け感」を意味します。
透明感があり、軽い印象を与えてくれるタイプです。
唇の色を生かした仕上がりで、ほんのり色づくので、ナチュラルメイクに合います。
ビジネスシーンでも使いやすいでしょう。
ラメが入った「メタリックタイプ」
メタリックタイプとは、ラメやパールが入ったタイプのリップのこと。
細かい粒子がキラキラと輝きます。
マットなタイプの場合はモードで個性的な印象を、ツヤのあるタイプの場合はお洒落な印象を出してくれます。
周りと差をつけてお洒落に決めたいときにおすすめです。
リップの色味の種類を解説!
最後に、リップの色味によって与える印象や特徴をご紹介します。
主流なカラーをいくつかピックアップしたので参考にしてみてくださいね。
唇をはっきり印象づける「赤リップ」
リップをメインにしたメイクに仕上げたいときや、華やかさをプラスしたいときにおすすめなのが赤リップ。
色がハッキリしているのでつけるのに躊躇する方もいるようですが、赤リップひとつで印象がガラっと変えられるので、ひとつ持っておくと便利。
「なんだか地味な印象のメイクに仕上がってしまった」というときにも、救世主になってくれることでしょう。
定番の「ピンクリップ」
定番で色味の種類が多いのがピンクリップ。
ピンクの中でも、オレンジ味の強いものやピンク味の強いものなど、ひとつひとつ絶妙に色が違います。
ブルーベースの方は青みのあるピンクを、イエローベースの方はオレンジ味のあるピンクを選ぶといいでしょう。
メイク初心者さんが最初の一本として選ぶにもおすすめの色です。
ヘルシーな印象の「オレンジリップ」
オレンジリップは、健康的でヘルシーな唇に仕上げてくれます。
元気なイメージを与えてくれて、特に春・夏にぴったりです。
柔らかい印象になる「ベージュリップ」
リップの印象は控えめにして他のメイクを際立たせたい、という時におすすめなのがベージュリップ。
最も肌なじみの良い色味です。
使い方によっては地味な印象になってしまう可能性があるので、他のメイクとのバランスを考えて使ってくださいね。
旬な顔に仕上げてくれる「ブラウンリップ」
ブラウンリップは近年で主流となってきた旬のカラー。
大人っぽく旬な顔を作ってくれる色です。
肌なじみが良いので、目立ちすぎず優しい雰囲気になります。
使いこなせるか不安な方は、まずは赤みが強めのブラウンを選ぶと失敗しづらいでしょう。
まとめ:リップの種類を理解して、お気に入りのリップを見つけよう!
リップの種類や質感、カラーの特徴をご紹介しました。
気になったタイプはありましたか?
シーンやなりたい印象に合わせてリップを選んでみてくださいね♪
この記事により、みなさんのリップ選びがより楽しいものになりますように!