二重メイク企画の後編です。
今回は、「二重コスメ(アイプチ/アイテープ/ファイバー)とベストマッチアイシャドウ」の検証!
※本シリーズでは、
「二重コスメ(二重形成アイテム)」
「ベストマッチアイシャドウ」
の2本立てで、二重メイクを徹底研究します!
前編「二重コスメ(二重形成アイテム))編はこちら▼
では、早速行ってみましょう!
☆この記事でわかること
・二重コスメタイプ別の
ベストマッチアイシャドウ
・二重コスメに合わせる
アイシャドウ選びのポイント
★この記事ではわからないこと
・ 海岸の岩場に密集している
イボイボの正体
- インフルエンサー紹介 – めるもちゃん
- 各二重コスメ(アイプチ/アイテープ/ファイバー)のおさらい
- 今回検証したアイシャドウはこちら
- 二重コスメタイプ別 アイプチ(粘着式)
ベストマッチアイシャドウ - 二重コスメタイプ別 アイプチ(皮膜式)
ベストマッチアイシャドウ - 二重コスメタイプ別 アイテープ(片面タイプ)
ベストマッチアイシャドウ - 二重コスメタイプ別 アイテープ(両面タイプ)
ベストマッチアイシャドウ - 二重コスメタイプ別 ファイバータイプ
ベストマッチアイシャドウ - 二重コスメ(アイプチ/アイテープ/ファイバー)とアイシャドウの相性まとめ
インフルエンサー紹介
– めるもちゃん
本シリーズは、二重コスメユーザーのめるもちゃんにご協力いただきました!
laniconのミルクココア。
— めるも (@melt__in) March 8, 2020
写真撮った時はすっぴんだったからすこし浮いちゃう感じがしたけれど、メイクをしたらすごく馴染む。フチがしっかりしてるけれど、太陽光ではすごい色素薄めに見えてかわいい。#ラニコン #カラコン #milkcocoa pic.twitter.com/7gUG75nmUB
めるもちゃんの詳しい紹介は、
シリーズ第一弾の記事をご確認ください!
各二重コスメのおさらい
まず、主要な二重コスメ5タイプと、各タイプで今回使用するアイテムをご紹介します!内容としては前編のおさらいとなるので、サクッといっちゃいますね!
アイプチ(粘着式)
いわゆる「二重のり」と呼ばれる液状のアイテム。
皮膚同士をくっつけることで二重を作ります。
今回は、検証用アイプチ(粘着式)として
アストレア ヴィルゴ アイビューティーフィクサーWPを使用しました。
♥アストレア ヴィルゴ アイビューティーフィクサーWPの詳細はコチラ!
アイプチ(被膜式)
液状ですが、非粘着タイプのアイテム。
液体が乾くと膜になり、それが鉄板のような役割を果たして瞼を織り込み、物理的に二重を作ります。
今回は、検証用アイプチ(皮膜式)として
ルドゥーブルを使用しました。
アイテープ(片面タイプ)
細く弧を描いた形や半月型の、シール状のアイテムです。片面のみ粘着力があります。
今回は、検証用アイテープ(片面タイプ)として
ダイソー ふたえテープ/
目立たず肌になじむ絆創膏タイプを使用しました。
♥ダイソー ふたえテープ/目立たず肌になじむ絆創膏タイプの詳細はコチラ!
アイテープ(両面タイプ)
両面に粘着性のあるアイテープです。
今回は、検証用アイテープ(両面タイプ)として
ダイソー 埋没式形成くっきり ふたえテープを使用しました。
♥ダイソー 埋没式形成くっきり ふたえテープの詳細はコチラ!
ファイバータイプ
粘着性のある細い繊維状のものを細く伸ばし、
瞼に食い込ませることによって二重の溝を形成するアイテムです。
今回は、検証用ファイバーとして
メザイク フリーファイバーを使用しました。
今回検証したアイシャドウは
こちら
さて、今回は各二重コスメとの相性を検証するアイシャドウとして、
①パウダーアイシャドウ(パール系)
②パウダーアイシャドウ(マット系)
③クリーム・ジェルアイシャドウ(ラメ系)
の3タイプ(計6商品)を使用して検証しました!
パウダーアイシャドウ(パール系)
パウダーアイシャドウ(マット系)
クリーム・ジェルアイシャドウ
(ラメ系)
二重コスメタイプ別
アイプチ(粘着式)
ベストマッチアイシャドウ
👉エクセル スキニーリッチシャドウ
【パウダーアイシャドウ(パール系)】
アストレア ヴィルゴ アイビューティーフィクサーWPとベストマッチのアイシャドウは、エクセル スキニーリッチシャドウでした。
粘着タイプのアイプチの場合、粉っぽいアイシャドウは粘着部分に溜まりやすく、目立ちやすいです。
“しっとり感”のあるパウダーアイシャドウ、または、乾くとサラッとするタイプのクリーム・ジェルアイシャドウがおすすめ。なおかつ、繊細なラメはアイプチで作ったラインのツッパリ部分をカモフラージュしてくれます。
二重を作るタイミングについては、アイシャドウ前派/後派に割れているので、ご自身のやりやすい方でOK。ただし、アイシャドウの後にアイプチをする場合は、一発勝負になるためご注意を!
どちらにしても、アイプチで二重ラインを作ったら、その部分は優しく扱ってください。粘着部分の一部がほころんでしまうと一気に強度が弱まってしまうので、“塗る”のではなく“乗せる”イメージで。
エクセル スキニーリッチシャドウはテクスチャーがしっとりしていて、粉飛びしにくく二重の溝に溜まることもなかったです。
二重を作るタイミングですが、今回の組み合わせの場合アイシャドウの前後どちらでも悪目立ちすることはなかったので、自分のやりやすい方で良いと思います。(私は、アイプチ→アイシャドウの順番で使用しました!)
この時、ポンポンと軽くタップしてのせるのがポイントです!横に撫でてしまうと、ノリが浮いて汚くなるので注意です!
濃いカラーを全体に広げてしまうとアイプチの部分が浮き出てしまうので、濃い色は接着部分をさけ、目のキワに締色として部分使いが良いと思います!
二重コスメタイプ別
アイプチ(皮膜式)
ベストマッチアイシャドウ
👉エクセル スキニーリッチシャドウ
【パウダーアイシャドウ(パール系)】
👉キャンメイク
ジュエルスターアイズ
【ジェル・クリームアイシャドウ(ラメ系)】
ルドゥーブルとベストマッチのアイシャドウも、
エクセル スキニーリッチシャドウ(強い…!)
めるもちゃんは、ルドゥーブル→アイシャドウの順でメイクしてくれましたが…実は、ルドゥーブルなどの皮膜式タイプは、アイプチを塗る前にアイメイクを済ませておくのが吉。より綺麗に仕上がります。
(めるもちゃん、今度試してみて…!)
ルドゥーブルの公式サイトでも
「メイクの上からOK」と推奨されています。
この時キモとなるのは、次に塗るアイプチの密着度に影響を及ぼさない油分の少ないアイテムでアイメイクすること。ただ、アイシャドウそのものが粉っぽいと、逆にルドゥーブルが白浮きしやすいので、ここはスキンケアやベースメイクでは目元の油分は極力抑え、アイシャドウはしっとりした粉質のものを選ぶのが良いです。
皮膜式のアイプチは、
乾いた時の“面”のテカリをどれだけカバーできるか
が勝負になるので、
程よくラメ感のあるアイシャドウがおすすめです! マット系でテカりを打ち消すよりも、輝きを共存させて分からなくさせる作戦!
今回は、しっとりした粉質のエクセルをベストマッチアイシャドウとして選びましたが、
ルドゥーブル×キャンメイク ジュエルスターアイズのコンビもかなり良かったので、アイシャドウ以外でしっかり油分オフしておけばクリーム・ジェルアイシャドウでもOK!
ルドゥーブルは、比較的どのアイシャドウとも相性は良かったです。その中でも、しっとりした粉質の、エクセルのスキニーリッチシャドウは特に使いやすかったです。
パール感も粉質もデパコス並みで、肌に自然に馴染む絶妙な色味なので、ルドゥーブルで二重にしたところも消し去ってしまうくらいでした。
アイプチをした後にシャドウを塗っても二重の強度は変わらずとても使いやすかったです。
二重コスメタイプ別
アイテープ(片面タイプ)
ベストマッチアイシャドウ
👉エクセル スキニーリッチシャドウ
【パウダーアイシャドウ(パール系)】
ダイソー ふたえテープ/目立たず肌になじむ絆創膏タイプとベストマッチのアイシャドウも、エクセル スキニーリッチシャドウでした。
うん、とりあえずこれ買っとこか。笑
編集部的には、
セザンヌのトーンアップアイシャドウも推せます。
片面アイテープは、瞬きした時に貼っている部分が表面的に見えてしまうため、アイテープをアイシャドウで“隠す”という工程が必要となります。
よって、アイテープ→アイシャドウの順番がおすすめです!
そして、もう一つのポイントとしては前準備として
“油分を完全にオフする”ということ!瞼の上は
①油分の多い乳液や化粧下地はのせない
②ティッシュオフ、パウダーオフしておく
この工程で、テープの強度がかなり変わります!
(むしろここで全てが決まる)
強度を保つという観点から、
アイシャドウはパウダーの方がおすすめ。
クリーム・ジェルアイシャドウはテープ表面の質感によっては弾いてしまうという難点もあります。
また、テープの存在感を消すために、
濃い締色を含めたグラデーションを作ると◎
今回は、使用したテープの質感的に、粒子の細かいパール系のものが安パイでしたが、表面に光沢のない素材のアイテープを使用した場合やテープを貼った上からマットコートを塗った場合、テープの幅がとても狭い場合であれば、マット系のアイシャドウでも馴染みます。
片面タイプのアイテープは、アイシャドウを塗らないと貼ってます!って感じがすごいです(笑)
二重を作るタイミングはアイシャドウ前!後にすると、テープが浮いてしまいます…
エクセルのスキニーリッチシャドウはしっとりした粉質なので、テープの上からもしっかりと密着してくれます。
ベースカラーを全体に広げ、薄めのブラウンを二重テープより広めに塗り、最後に濃いカラーで目尻と目頭に締色として塗るのがベストです!
その後に、もう一度ベースカラーを取りフチをぼかしてあげると馴染みやすくなると思います。
アイテープの端の方にアイシャドウを塗る時はポンポンと手でのせるか、ブラシを使ってのせるのが◎
アイテープの端の方が取れてしまいそうな時は、リキッドタイプのアイプチで両端を固定してあげると良いです!
二重コスメタイプ別
アイテープ(両面タイプ)
ベストマッチアイシャドウ
👉チュードハウス
ピクニックエアームースアイズ
【クリーム・ジェルアイシャドウ(ラメ系)】
ダイソー 埋没式形成くっきり ふたえテープとベストマッチアイシャドウは、
エチュードハウス ピクニックエアームースアイズでした。(やっと出た、エクセルじゃないやつ…!)
キャンメイクのジュエルスターアイズもおすすめです。
両面タイプのアイテープは、強度が高い分、瞼の突っ張り感が目立ちやすいアイテムなので、アイメイクで誤魔化す必要があります。
片面同様、アイテープ→アイシャウの順番が◎
アイシャドウはラメ感の強いものが断然おすすめ!キラキラ効果で、瞼の接着部分をうやむやに見せてくれます(笑)
両面タイプのふたえテープは、瞼の皮膚同士をくっつけるため、バレやすいです。沢山のラメを含んだエチュードハウスのピクニックエアームースアイズは接着部分を目立ちにくくしてくれました。
テクスチャーの柔らかいジェル・クリームアイシャドウであれば、接着部分をあまり刺激せず、手で優しくポンポンとのせることができます!今回使用したアイシャドウは密着度も高く、ヨレて溝に溜まるということもありませんでした。
エチュードハウスのピクニックエアームースアイズは、色自体の発色は控えめで、ラメ感が強いので、ベースとなるアイシャドウを先に塗って、仕上げとして重ねても良いと思います。
このタイプのアイシャドウをアイテープより先に塗ってしまうとテープの粘着度が落ちるため、アイテープ→アイシャドウの順番がおすすめです!
二重コスメタイプ別
ファイバータイプ
ベストマッチアイシャドウ
👉エクセル スキニーリッチシャドウ
【パウダーアイシャドウ(パール系)】マット系もOK!
メザイク フリーファイバーとベストマッチのアイシャドウも…ハイ!エクセルのスキニーリッチシャドウでした。
メザイクは目立ちにくいのですが両面アイテープのような強度(粘着力)はないので、
水分量の多いジェル・クリームアイシャドウよりもパウダーアイシャドウのほうがおすすめ。
また、ファイバーを食い込ませている部分にシャドウが溜まりやすいので、ピタッと密着する粉質のものをチョイスしましょう。
上記の点をクリアすればマット系のパウダーアイシャドウでもOKです。
メザイクの場合、
ファイバーで二重を作る→アイシャドウの順番が一般的に推されています。一度アイシャドウをのせると、メザイクの粘着力が弱まるためです。
逆工程で行う場合は、めるもちゃんの様に補強アイテムを導入して強度を補う必要があります。
粘着力の問題をクリアできれば、仕上がりの面では問題ないです。
沢山の二重コスメを試した結果、メザイクのフリーファイバーはコツを掴めば、1番バレにくいと思いました。ただ、アイシャドウが二重の溝に溜まりやすいので、粉っぽいパウダーアイシャドウはNG。
エクセルのスキニーリッチシャドウのようなしっとりした粉質で密着度の高いアイシャドウがベストです。ラメは繊細なものがおすすめ。
薄いカラーでも濃いカラーでもいけると思います!
私はアイシャドウ→メザイク派でした。
メザイクの端が取れやすいので、フィックスやアイプチなどで端を補強しました。
私はこの組み合わせが一番お気に入りです!
まとめ
二重コスメとアイシャドウの相性を検証してわかったことは、テクスチャーがサラサラのパウダーアイシャドウは、二重の溝に溜まりやすく、二重を作った部分や目立ちやすいということでした。
粘着式のアイプチや両面アイテープの皮膚同士を貼り付けるタイプは特にバレやすいと思います。
二重コスメとアイシャドウを使用する前後関係は、二重コスメの強度やアイシャドウのテクスチャーによって変わってくるので、注意が必要です!
いかがでしたでしょうか?
今回の企画で立証されたこと・・
エクセル スキニーリッチシャドウ
買っときゃほぼ間違いない説ー!!
※エクセルの回し者ではありません。
言わずと知れた名品なだけあり、やっぱりこのアイシャドウ、凄いです…!
二重コスメと合わせるアイシャドウとしては、次の問題をクリアできるかというポイントが重要です。
・二重の溝に溜まらないか
・二重コスメの強度を弱めないか
・二重コスメのテカリを目立たなくできるか
・二重コスメによる皮膚の突っ張りやシワを
カモフラージュできるか
このポイントを踏まえると、粉質がしっとりしている(密着度が高い)パウダーアイシャドウが、どの二重コスメにも安パイです。クリーム・ジェルシャドウも相性の良いアイテムはあるのですが、二重コスメのタイプによっては綺麗にアイシャドウが乗らないこともあるので注意です。(特に片面アイテープ!!)
また、二重コスメによるテカリや皮膚の突っ張りをカモフラージュするには、
程よいラメ感があるものがおすすめです。
マット系のアイシャドウを使用する場合は、細いファイバーや表面に光沢感のないアイテープなど、二重コスメのチョイスを工夫する必要があります。どうしてもテープのテカリなどが目立ってしまう場合は、アイテープとアイシャドウの間にマットコートを使用すると◎
エクセルのスキニーリッチシャドウは、デパコスと言われてもおかしくない程、柔らかく上質なパウダーで、密着度も高いです。
また、繊細なラメ(パール)タイプなので、二重コスメとあわせて使用するアイシャドウとしてピッタリでした!
ご自身でアイシャドウを選ぶ場合も、ぜひ上記のポイントを参考としてみてくださいね!
めるもちゃん、企画協力ありがとうございました!
皆さまのコスメライフがより良いものになりますように!